神名工務店社長室ブログ 

サンホセ鉱山 2010年9月 2日

チリのサンホセ鉱山落盤事故のニュースが連日流れています。

地質調査屋の端くれとして興味深く見守っています。

人間をつり上げる660mm孔径の穴を掘ることは簡単なことではありません。最初に330mmの穴を掘り、それをリーミングして大きくするとのことですが、地中というのは一様ではなく700mも掘るとなると孔曲がりも予想され、かなりの困難が予想されます。(ある意味一様である宇宙空間が相手のロケット技術よりも難しいと言われています)

また、最終孔径と同じ孔径で700mも掘ることは摩擦抵抗上不可能で、掘り始めの孔径を大きくして徐々に径を落としながら掘り進むことになります。

そういうことなので孔径が大きくなればなるほど同じ深度を何度も掘ることになり、掘削には時間がかかるということになります。

写真で見た程度のボーリング機械で、それが可能なのか?それともニュースで出ている機械とは別のものを後で持ってくるのか?

一刻も早い救出を願います。鉱山の男たちに幸いあれ!



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